カビ付けを繰り返した本枯節を、長時間煮出すのに適した厚削りにしました。
本枯節とは、一般に削り節やだしパックとして販売されている鰹節(荒節)に2度以上カビ付けされたものを言います。
カビ付けをくりかえす過程で、荒節の持つ魚の臭いは鰹節の芳醇な香気に、タンパク質は旨みであるアミノ酸に分解され、濃厚に醸されていきます。
年に一回鹿児島の枕崎・山川で行われる入札で、鰹節やさんの目利きがカビの色や付き方、乾き方などを見極め買い付けます。その節をさらに選別し半年から一年寝かしてからやっと削ります。
[蕎麦つゆの作りかた]
- 沸騰した湯1リットルに対し厚削りを40〜50グラム入れ、アクを取り除きながら30分ほど煮出す
- 濾してかえし(※しょうゆ、みりん、砂糖を合わせたもの)と合わせ、すぐに鍋を冷水にあてて冷まします。粗熱が取れたらそのまま冷蔵庫で1晩から2晩ねかせます。
できたそばつゆは特別濃厚な鰹の旨味が詰まっており、蕎麦の味を引き立たせます。
[ 厚削り鰹の本枯節の商品詳細 ]
産地 |
鹿児島県 |
原材料 |
鰹の本枯節 |
保存方法 |
高温多湿を避け、冷暗所で保存 |
賞味期限 |
パッケージ裏面に記載(開封後はお早めにお使いください) |
備考 |
袋に脱酸素剤が入っています。取り出してお使い下さい。 |
栄養成分表示(100gあたり) |
エネルギー |
351kcal |
たんぱく質 |
75.7g |
脂質 |
3.2g |
炭水化物 |
0.4g |
食塩相当量 |
1.2g |
[ 鰹の本枯節 厚削りの関連リンク ]