「そば打ちをやってみたいけど、道具をどうしようか…」
台所にある道具だけでも手打ちそばは打てます。
失敗しないためのポイントを押さえて、気がるにトライしてみましょう

★打ちやすいそば粉を使うこと…そば粉は原料の差だけでなく挽き方によっても、つながりやすさが違います。
(粘りのもとになる)甘皮部分が挽きこまれたそば粉を使うと、長く繋がったそばをうつことができます。
★水の量をきっちり量ること…そば粉には種類によって適正な水の量が違います。
少ないとひび割れや切れのもとになり、多すぎると均一に延ばせない・切り口がつぶれて食感が落ちる、など。
以下の記事では石臼挽きそば粉特特選(加水率:夏41〜44%、冬47〜49%)を使用しています。
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3/4ほど洋包丁で切り終えたところで、そば切り包丁に持ち替えました。
ここで、駒板の代わりに紙箱の蓋を使っています。
(駒板というのは包丁に当てて使うガイドのことです。駒板を当てたまま少し包丁を左へ倒すと駒板が少し動きます。この幅がそば一本分の切り幅で、切ったら倒す、切ったら倒す…を繰り返して使います。) 重さも高さもあるそば切り包丁だと、紙箱の蓋でも立派に駒板として機能しました。
そば切り包丁で切った麺線です。
洋包丁でも上の完成写真くらいに切ることができましたが、
切りは出来映えに目に見えて反映するのと、何よりもそば切り包丁は楽に切れます。
道具を何かひとつだけ揃えるとしたら包丁をおすすめします。