2019年北海道上川町では新そばの収穫がすべて完了、いよいよ選別調整によって1等水準に選別されて出荷の時を待っています。日照不足で不作に泣いた2018年。一年ぶりの豊作のニュースに胸をほっとなでおろします。
6月初めから中旬までの播種以降、北海道は雨が少なく晴天が続き、草丈がしっかりしています。花の数も多く、よく枝分かれしており枝の太さもあるので、収穫量・質ともに期待できそうな草勢です。
養蜂家の設置した巣箱から、黒々とミツバチが飛び出しては、ソバの開花時期に蜜を集めています。すごく活発な動きです。
気温が上がりすぎると虫の動きが緩慢になるので、今年の夏はミツバチにとってちょうど良いようです。
天候が作柄に直結するシビアな世界で、悪天候に泣くこともありながらそれでも諦めない。普段からの土作りや播種・収穫時期のタイミングの見極めなど、連綿と続く小回りのきいたパフォーマンスに驚かされます。上川町農業の管理能力やマンパワーの賜物を享受することに感謝せずにはおれません。
弊社の新ソバ発売(10月下旬)より、年内は北海道上川町産ソバ100%で製粉中です