業務用そば粉 ワシントン州産地のご紹介

昼夜の厳しい温度差の中で育つ砂漠地帯のそば畑。安心安全であることはもちろん、完熟・天日干しが自慢です。

朝夕の温度差、健康な土壌と管理された水遣りで高品質なソバを作る

ワシントン州のソバ生産地は世界的にみても希少な気候区分である高地地中海性気候に属します。
高緯度、寒冷地にあるため日中温度差が大きく、ソバを高品質に仕上げます。

ワシントン州畑の航空写真畑と空
栽培時期には雨がほとんど降らない内陸部の砂漠地域のため、
灌漑用運河で遠方から水を運び、スプリンクラーを使って散水しています。
そのため生育に適当な時期に必要なだけの水を与えることができ、
それが安定した収量と品質の理由のひとつになっています。
排水性のいい土壌や、輪作により地力の維持向上が図られていることも特長です。


安心・安全

通関時の食品衛生法28条に基づく検査でも、
残留農薬の残存が認められないという検査結果通知書がそのことを裏付けています。

ソバ畑の花にとまるミツバチ
実際足を運んだ夏のソバ畑は美しい草勢で、耳元で鳴る蜂やトンボの羽音で会話もままならないほど。
健康な土壌や水環境があるおかげです。蜜蜂の採蜜行動や羽ばたきがソバの受粉率を高くします。


収穫後は速やかに日本へ

天日乾燥後、選別・調整された玄ソバは、現地サイロから直接コンテナに積み込まれ封印。
シアトル港から北米航路で日本へ直送。
神戸で検査を受け、倉入・通関。フレコン、麻袋でトラックで当社へ搬入。
現地から神戸まで約2週間。受け渡時期は11月中旬から翌年の4月頃まで。
航路上赤道を通過することもなく、原料の品質劣化はありません。


ワシントン州産ソバ 自信をもっておすすめいたします

信濃屋の特徴は低温恒湿倉庫と石臼製粉になりますが、実はもうひとつあります。
それは当社が扱う輸入原料が米ワシントン州産のみであることです。
輸入原料が北米の中でもワシントン州産と生産地までが特定されていることは、かなり特徴的なことになります。

日本の玄ソバ市場は13万t、うち中国産が9.5万t(抜き実1万tを含む)とほとんどを占めているのが現状です。
北米産は1.5万t、 うちワシントン州産は約5千tと全体からみると少量になります。

当社は昭和60年頃まで国産だけで営業してきましたが、年々国産と輸入原料の価格乖離差が大きくなり、
そば屋さんで国産を使い切れなくなってきたという事情があり輸入玄ソバを扱うようになりました。
良質の輸入玄ソバの選定はたいへんでした。
お得意様は今まで国産をお使いのそば屋さんでしたから、品質には厳しく、
ただ価格が安くなったというだけでは納得していただけません。
当初から中国産は考えませんでした。原料を北米産に絞りこんだ末、
お客様に一番評価が高かったワシントン州産にたどりつきました。
以降ワシントン州産だけを使い続けてきました。
生産者とのおつきあいは長く、良好な信頼関係から良質の玄ソバを供給してもらっています。

当社のワシントン州産玄ソバの評価が確実になったのは、
平成16年北海道を襲った台風で玄ソバが壊滅的被害をうけた時でした。
今まで国産だけしかお使いにならなかったお客様に国産の代替としておすすめしたところ、
品質が安定している、品質的に国産と遜色ないという評価をいただきました。

食の安全が求められる現在、ワシントン州産そば粉を自信をもっておすすめいたします。

また、当社ではすべての原料玄ソバについて、放射性物質検査を行い、安全性を確認しています。
[ワシントン州産玄ソバの検査成績書]